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ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

ちゃこちゃん3才の誕生日

今日は、ちゃこが3才になるはずの誕生日です。お誕生日おめでとう♪
もし、健康で無事3才をむかえていたら、一体どんなちゃこがいたのだろう?と想像してしまいます。3才だと、体力、気力、容姿も充実して、とっても綺麗なちゃこちゃんだったろうなあと思います。


今日は、本屋さんで慢性腸炎について書いた本をチラッと読んできました。慢性腸炎では、治癒するまで数ヶ月かかること、また、一生完治しない場合もあり、薬や、食事療法で症状を抑えるしかない場合もあることなどが書いてありました。
一般向けの本だし、犬の病気について幅広く記述してあるせいか、私が知りたいもっと具体的な情報は知ることができません。


先日、犬の雑誌のライターさんから、ちゃこの慢性腸炎の闘病記について取材したいと申し込みがありました。
病気、あるいは困難な状況に直面した体験記を、同じような状況にある飼い主さんに少しでも役立てたいということでした。また、病気の情報が少ないので、体験記として紹介したいということでした。


‥正直、興味本位にしか思えませんでした。どれだけ本気で、その病気に対する客観的事実を集めようとしているのか‥建前上の理由は立派だけど、ようは雑誌のネタでしょ‥みたいな冷ややかな気持ちになりました。


出血性腸炎、慢性腸炎でちゃこを亡くしてしまい、その病気に対する情報が欲しい!という気持ちは分かります。でも、私が知りたいのは、とある1つの事例ではなく、たくさんの事実です。
「病気に対する情報が知りたい!」:今も闘病中の飼い主さんにとっては、より良い治療法、介護方法を知りたいということ、残念ながら愛犬を亡くしてしまった飼い主さんにとっては、なぜこの治療法で亡くなってしまったのか、もっと別の治療法があったのかを知りたいということだと思います。


つまり、とある病気に対する情報を知りたいならば、たくさんの動物病院を取材し、たくさん同じ病気の事例を集めることの方が重要だと思います。
どのような薬を投与し、どのような回復を示したのか、また、症状に改善が見られない場合、どのような治療方針へどんな段階で変更したのか、どのような過程を経て回復へ向かったのか、どのような場合に死亡へ至ってしまったのか‥などなどです。
獣医さんと言っても、専門分野も違うだろうし、つねに最新の治療方針にどれだけ関心を向けているかでも、同じ病気に対しても対処の仕方も変わってくると思います。


今でも、なぜちゃこの場合は、亡くなるまでに至ったのか、分かりません。
この疑問に対する答えを真剣に取材してくれるならば、喜んで取材に応じたかもしれません。でも、きっと無理でしょうね‥。


一人で熱くなって書いてしまいましたが、当のちゃこちゃんはどう考えているんでしょうかねえ(笑)。きっと、我関せず‥ですね(* ̄m ̄)