RIPARIAN.F.DOGS

ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

良き犬とは

‥としばしば、どころか常に考えてしまう。ショーの犬であろうと、普通の家庭犬であろうと、アジリティの犬であろうと、どんな犬を見ても。
欠点を探すのは簡単。基準書と比較して当てはまってないことが分かればよいから。
でも、良い点を探すのは難しい‥と最近思う。
とある1点について考えた時、基準書にあてはまっています=良い点です、となかなか思えない。とりあえず、基準をクリアしたことだけ分かる。
自分の犬をよくよく分かるまで見るように!と言われて、本当に見ているだけだったら良さは分からない。当たり前だけど。

良さとは何か?は、自分の中から、または、その見つめている犬から湧き出してでてくる答えではない。
私も何度他の人から、自分の犬の良い点を教えてもらってやっと気付くことがあっただろうか。
他者が、その内にもつ基準と比較して、ちゃこやベルタのこの点が良い!と判断しているのだと思う。つまり、比較である。
比較するには、自分以外の犬がいなければいけない。(理想像をイメージすることでもOKだと思うが‥、やっぱり像を具体化するには、実際にたくさんの犬を見ることが必要かな)。
なので、自分の犬を見つめるとは、やはり同時にたくさんの犬も見ろ!ってことなんだろうなと思う。

「完璧な犬はいない、どんな犬にも欠点はある」という言葉は、欠点を持った犬を繁殖しても大丈夫♪って捉えてはいけない。とっても当たり前だけど。でも、この当たり前のことが、ついつい自分の判断基準を甘くしてしまう言い訳になってしまわないように自分を厳しく客観視できればと思う。
その犬をみて、いくつ欠点があると数えるよりも、後代に残したいものがどれだけあるか?と前向きに考えることが大事と言える言葉の裏には、やはり残してはいけない欠点を重々承知しているということが前提にあるのだろうね、きっと。



‥‥と自分の今の気持ちを慌てて書いてしまいましたが、いつかきちんと整理できればなあと思います。

さて、明日からは北海道へ遊びに行ってきます♪では♪