RIPARIAN.F.DOGS

ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

今日は天気が良かったので、昼休みに職場のゴルフクラブに参加。教えてくれるのは、私にとって職場のお父さん的存在の人。精神的に調子が悪かった私をいつも支えてくれています。普通に、「今日は元気?」「ご飯食べた?」そんな他愛もない会話が全然気取ってなくて、いつも笑顔でお話しすることができる人です。

私は母親とはあまり相性が良くなかったので、お父さんっ子でした。いわゆるファザコンってやつですかね?私の妹も結婚するなら父のような人がいいというほどです。あまりにお人よしで仕事も真面目で娘可愛がりが度が過ぎていて、パソコンにカメラ、登山にキャンプ、スキーにスケート、釣りもギャンブルもバイクも車も酒もタバコも教えてくれたのは父でした。しかも、ミシンの使い方と目玉焼きの作り方までも

ブログでも何度も書いていますが、父は、くも膜下出血の後遺症で体が不自由になってしまいました。精神年齢も6才程度と言われています。いつまでも頼れる存在であって欲しかった人がこうなってしまったときの寂しさ‥‥、なんとも言いようがないものです。だからこそ、職場のお父さん的存在の方にはいつも心にパワーをもらっています


そして、ここ数年、義父は肝臓ガンの治療を続けていました。でも2月の時点で、余命1ヶ月を宣告されています。本当は、3月のミュウの埼玉遠征や4月のアジアインター‥そんなのんきに行っている場合じゃないと思っていました。ちゃこぱぱが「父はまだ死んだわけじゃない!予定をキャンセルして死を待つようなことする必要ない。いつも通り予定を組んでいなさい。」と言って私を遠征に送り出してくれました。
義父とは岩手と福岡で年に数回会えればいい方です。ちゃこぱぱから話を聞くと、私の父とはまた違った素敵な方です。私の父は、遊びのすべてを私に教えましたが、ちゃこぱぱは家族旅行も外食も滅多に行ったことがないそうです。それは、義父の仕事がお医者であり、急患や気になる患者さんがいると夜中も仕事に出たりしていたからです。ちゃこぱぱは、子供心にそんな父親の仕事ぶりが立派で誇れる存在に思っていたようです。
義父とちゃこぱぱの会話は、こんな状況でも私からみるとあっけにとられるほど普通です。
「パソコン買ったから送ったぞ〜」
「あ、届いてた、ありがとね」
こんな感じ‥。親子の形って様々ですね。この2人にとってはこんな何気ない会話が幸せなんでしょうね、きっと。


とりとめのない長い話になってしまいましたが、職場のお父さんも今年度で退職、父も精神年齢6才、義父もあとどれくらい生きていてくれるのか分からない状態‥、いつまでも甘えてばかりいないで自分もしっかりしなきゃという思いもあります。
最近は、私の方は、精神科では健康と病気の狭間と言われていて、前向きにいられることがかなり多くなってきました。人生って、好きなこと、好きな人がたくさんいたもん勝ちだなって思うこともしばしば。他人の態度って自分の態度を映す鏡みたいなもんで、好きになる人が多いほど、自分を好きになってくれる人もたくさんになるんじゃないかなって思うのであります。
明日はちょっと勇気を出して1歩踏み出してみようかな‥、まだ無理かな‥、そんな私ですが周りの温かい人にちょっぴり背中を押されながら少しずつ心の風邪っぴきが治ってきているのが感じられるこの頃です。