本日22日の岩手日報新聞記事に『被災ペット行き場なく』という見出しがあった。
ペットとの共同生活が住民間で問題を起こすことも少なくない‥とのこと。避難所では,泣き声や糞尿の始末などから,苦情が相次ぎ,ペットの扱いが悩ましい問題となってるそうだ。記事の最後は,避難所になっている学校の副校長の言葉で締めくくられている。「話し合いを重ねて,共生の形を考えるしかない。」と‥。
この記事を読んで,被災地におけるペットとの共生の形の探り方は,異なる価値観の間の対立感情を煽るようなものであってはならないと思った。そして,外部からの決定,署名や多数決など数の論理のみで容易に答えが出るものではないことがうかがえた。
現場の対話の中から生まれた様々な共生の形に対して,的確かつ迅速に支援が行なわれることを願わずにはいられない‥‥。