RIPARIAN.F.DOGS

ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

涙腺弱くて申し訳ないデス……。

弟くんに頼まれていたホラーな本を買いに行きました。サッカーの合宿の時に,夜に怖い話大会をするんだってさ〜。
夏休み前だから,本屋さんの児童書コーナーには夏休みの指定図書などがずらりならんでおりました。


会計の前にあった本がちと気になりぱらぱらとめくると……


ヤ,ヤバイ。涙がじんわり。店員さんに見られるよう〜〜〜。


慌てて本を閉じ,本来の目的であるホラーな本を探すことにした。


そしたら,こちらにも同じ本があったよ。隅っこだから誰も見てないゾ。
ちょっと読んでみる。
涙,涙。涙腺弱くて申し訳ないデス……。


『おかあさんのそばがすき』今西乃子著
愛犬らんまるくんとの出会いから,最後を看取るまでを描いた本です。
ワンコが私達よりもはやく一生を終えてしまうのはしょうがないこと。悲しいけど,それでも一緒に暮らしたい,一緒にいて良かったと思える相手,それがワンコなんですね。


ちなみに,同著者で『犬たちをおくる日』という本もあります。
こちらは本来の生をまっとうできずに殺されてしまう犬達のお話。


↓以前も書きましたが,もうひとつオススメの本。
『きみはポラリス三浦しをん
恋愛をテーマにした短編集。
なかでも『春太の毎日』がとても心に残った。
春太という名前の犬と飼い主の麻子のお話。春太は麻子をとても愛している。
泣いている麻子にぎゅっと抱きしめられた時の,春太の気持ちがとても切ない。

麻子の心臓は,俺のものよりずっとゆるやかに鼓動を刻む。命の速度がちがうからだ。俺はせつない。そして悲しい。麻子の悲しみを感じるのに,できることはあまりに少ない。

命の速度がちがう……ほんとそうだ。どう頑張っても犬達の命は私達より短い。
そして,私達が彼らのために何かしてあげられる時間も短く,多くのことをしてあげられないのかもしれない。


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