RIPARIAN.F.DOGS

ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

欠点か?個性か?

cyakomama2006-07-21

 今朝、テレビに某モデルの女の子がうつっていた。ちょっと見ていたら、「昔はコンプレックスを持っていたけど、今はそれを自分の個性だと思えるようになった」という主旨の話をしていた。ふむふむ、ふ〜ん。今流行(もう流行ってない?)のナンバーワンではなく、オンリーワンって考え方ネ。
それと真っ向から対立するのが、純血種と言われる犬の世界(笑)。ちゃこぱぱが良く口にする言葉「犬の世界って完全に優生学の考え方だよね〜。」つまり、優生学が目指しているのは、育てる価値のあるもの以外を増やさないこと、最良の血統のみで全世界を覆うこと。消極的優生学では、スタンダートに当てはまらない犬の出産の抑制。説明するとこんな感じでしょうか。う〜ん、改めて言葉にして書き出すと、結構コワイですネ。ああ、人で良かった。
 とある欠点があった場合、人だと個性!と堂々と言えるけど、犬だと欠点は欠点。例えば、遺伝疾患を持った犬がいたとして、これはこの子の個性ですって笑顔で言えるだろうか?多分、多くの純血種なる犬を持っている人達は、遺伝疾患を持った犬をこれ以上増やさないでって言うと思う。これも優生学の考え方の一つになるのかな‥。
 現在の人間の世界で、この優生学の考え方が当たり前になったらどんな世界になっちゃうんでしょう。ああ、コワイ。つまり、人間の世界に当てはめると、おかしな考え方が、犬の世界で堂々と通用するのは、犬はあくまで犬、人間のエゴの中で飼われている動物だからなんだと思う。
 そして、ちゃこぱぱは、上記のような考え方をふまえて、時々いじわるな問いをちゃこままにする。
「ちゃこままにとってちゃこはどんな存在か?」
ここで、仮に「家族、子供も同然♪」な〜んて答えようなもんならちゃこぱぱから冷た〜い視線が(爆)。
つまり、人間のエゴによって飼われている犬は、犬=人間の子供、もしくは家族という存在にはならないと、暗に問うているのである、ちゃこぱぱは。
でも、まあ、ちゃこままも犬が好きだから、その好きという表現を一方的にしてみれば、「子供のような存在♪」と言ってしまうのである(笑)。犬を「、「子供のような存在♪」に勝手に位置づけるのもちゃこままのエゴなのであ〜る。