RIPARIAN.F.DOGS

ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

昨日の続き?

cyakomama2006-07-22

さてさて、昨日の続き‥かな?
昨日は、犬は人間のエゴの中で飼われる存在ということを書いた。それじゃあ、飼い主である人がどんな飼い方をしても良いのか?と問われるとNOとなる。人間の犬への接し方はお国柄、時代背景によって様々に変化する。現在の日本では、犬が人間社会に関わる場面が非常に多い。しかも、人間の心の重要な部分をも満たす存在となっている。そのように感じる人が多数派になり、その人たちの価値観により犬の正しい!?飼い方が決まる。
例えば、バランスのとれた食事を与える、リードを必ずつける、運動は○時間は必要、犬との信頼関係を、外飼いはいけない、などなど。どこかで聞いたような言葉がちらほら。これを満たせば、自分は良い飼い主である、犬に対し責任を持って、十分な世話をしていると満足する。でも、世の中には、いろんな考えがある。最近は、セレブ犬なるものも存在する。そういう犬の飼い主にとっては、ワンコはバーキンのバッグに入れるのが当たり前、ご飯は、グラム○○○円のお肉であるべき、人間と一緒にDOGAをすることが犬の幸せと考えるのかも。また、お国柄によって犬の飼い方も違う。とある国では、犬1匹に対し、必要な飼育スペースまで法律によってきちんと定められている。もし、そんな価値観を持つ人々に、日本の犬は、あんなせまいスペースで飼われていて虐待にも等しい!なんて攻められたら、さてさてどう答えればよいのでしょう(笑)。つまり、犬の飼い方はひとそれぞれ、自分の自己満足のなかで、責任を持って飼っているのである。
時代によっては、犬は野放し、しつけなんてまったくなされていない、蔑みの対象でもあったときもある。それは、言葉にも残っている。「あのひとは、〜の犬だ!」「〜に尻尾ばかりふっている」なんて言葉を言われて、「わ〜い、褒められた♪」って思いますか?(笑)。もしかして、これから犬が人間社会における地位がどんどんあがれば、犬を用いた言葉も良い意味のものがでてくるかもネ。
昔の日本だと、犬より鳥の方が地位が高かったのかな??「鶴のひと声」なんて言葉があるもんネ。