RIPARIAN.F.DOGS

ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

犬の繁殖,育種について。。。

8月26日に放送されていたみたいですね。
いのちドラマチックスペシャル オオカミはこうしてイヌになった〜いま変わる遺伝の常識〜』
残念,見ていなかった
……が,番組内容をHPで確認すると,キツネの行動育種の実験を事例に紹介していたみたいですね。


動物の行動を育種できるのか…。。。犬の繁殖のことを考えると,これって興味がつきないです。


育種学シンポジウム報告の冊子にも,色々な動物の行動育種の実験が紹介されています。おそらく,テレビで紹介していたキツネの行動育種の実験はこれのことかと思います。
人を恐れず人に関心を持っているキツネを選択繁殖することで,18世代後には,人に近寄ってくる系統の固定に成功したこと。また,人への馴化の過程で,耳が垂れたり,尾が巻いたり,白い斑点が出るなどの変異が出現すること。発情時期,回数にも変化があること…などなど。
馴化時に,ストレス低下に伴う副腎皮質ホルモンの分泌低下が,野生状態で不活性化している優勢遺伝子の活性化に関与しているのでは…なんてありましたが,まだまだ不明の点も多いみたいです。


……とここまで書くと,なんとなく犬の行動や性質も,長い間育種されてきた結果のように思えてきます。


ただ,私がひとつ気になるのは,犬種のどのような行動や性質を今後育種していくことが望ましいのか…ということが分からないということです。


犬の行動特性に犬種間差があるのは,牧羊犬として,または,鳥猟犬として,獣猟犬として,闘犬として…とそれぞれの用途に応じて,望ましいとされる行動特性が育種されてきた結果なのだと思います。しかし,例えばブルドッグは,牛と戦わせるため獰猛で攻撃的な性質を持っていたとされますが,現在ではその役割を失い,温和な性格に改良されたと言います。そう考えると,多くの犬が,実用犬としてほとんど活躍の場がなく,家庭犬として飼育されることがほとんどとなった場合,どのような行動特性を大事にして育種していくべきか…ちょっと分からなくなります


カニンヘンダックスフンドのやんちゃ,はつらつ,パワフルなこの性質…我が家は楽しくお付き合いしていますが,まった〜り穏やかな性質の方が好ましいっ!って言われちゃうと,ちと困っちゃう〜。。。


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