先日、アルコールに敗北したばかりなのに、同じ量のアルコールに立ち向かう勇気ある私wwww。
さっ、酔っ払いの戯言を‥。
「推し、燃ゆ」宇佐美りん
良かった、本当に良かった。
40代、母親目線で読んでしまうと、正直、不安しかない物語なのだけれど、この熱量は若いが故のものに思えた。だからこそすごくヒリヒリくる。
肉体の重さに精神を蝕まれる主人公がとても痛々しい。
肉も骨も自分であったと気づき、這いつくばりながらも生きてみようとする主人公が、いつか両足でしっかりと立ち上ってくれることを願う。
「飼う人」柳美里
スッキリとした読了感は全然ないんだけど、生々しい人間模様と、生き物の営みの描写がリアルで引き込まれる。
そして、解説が秀逸。解説には、背景紹介、作者紹介、解釈など色々あるけれども、これは本書の解釈がまさに的確に思えた。‥解説を読まなければ良かったとちと後悔。
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