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ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

緑内障のこと

病院から帰宅した後,緑内障のことを少し調べてみました。

緑内障とは>
眼球内には房水(ぼうすい)が循環していて、産生と流出は一定に保たれ眼球内部の圧 (眼圧)が維持されています。
緑内障とは何らかの原因で房水の流出が阻害されたために眼圧が上昇した状態をいいます。
眼圧の上昇が長期に続くと視神経が障害されるために失明することがあります。


緑内障の種類>
緑内障は先天性や遺伝性等の原因による原発緑内障と他の眼の病気に続発する続発性緑内障にわけられます。
原発緑内障は、もともと本人が要因を持っているので、特に原因が思い当たらなくても突発的に発症することが多いのです。それに対し、続発性緑内障は、激しい結膜炎や角膜炎の炎症が眼球内に波及した場合や、激しい角膜潰瘍や眼球内の病気あるいは眼球の打撲の結果として緑内障を発症するケースが多いようです。
要するに、続発性緑内障は、飼い主さんでも気付ける他の眼の病気が前もってあり、その後に緑内障を併発してくるわけですから、根本となる眼の病気を早期に発見し治療することで、緑内障に至らないように予防してあげることが可能であるということです。
また、発症の経過から、急性緑内障と慢性緑内障に分類することもできます。
文字通り、急性の経過のものは急性緑内障であり、慢性の経過のものは慢性緑内障なのですが、一般に急性緑内障の方が眼圧が高く(40〜60mmHg以上)、慢性の緑内障(眼圧は30〜40mmHg程度)に比べて痛み等の症状がかなり激しく出てきます。
平均正常眼圧は,15〜25mmHgです。


緑内障の症状>
●眼の激しい痛み…急激に眼圧が上昇した場合は、食欲や元気がなくなってしまったり、嘔吐を起こすこともあります。
●白眼(強膜といいます)や結膜の充血。
●流涙…眼をしょぼしょぼさせ、涙が出る。
●瞳孔の散瞳…緑内障の瞳孔は開いてきます。反対側の眼が正常であれば左右の瞳孔の大きさが異なってきます。
●角膜が急に白っぽく濁る。
●眼球が大きくなり硬くなる(眼圧の上昇による)。
●急性の緑内障の場合、40mmHg以上の眼圧が48〜72時間持続すると失明してしまいます(眼圧の上昇により視神経の細胞が圧迫され死滅してしまうため)。


ベルタの眼圧は,30mmHgでした。
病院では「犬が自分で目がおかしいな?と気付くか気付かないかの眼圧です。」と言われました。
多くの場合,失明してから病院を訪れるということでしたが,それは急性のものの場合なんでしょうね。


「ベルタは目の病気なんだって‥。」と子供達に伝えるとちょっとびっくりした様子でした。弟くんは,ベルタが薬をペッと出してしまわないように見張っていました。

昨夜から目薬や飲み薬を始めたので,まだ1日も経っていませんが,今朝は,ベルタさんは涙が出ていませんでした。ちょっと驚き。目にある白い斑点の大きさは変わっていないようです。さて,効果が出るといいのですが‥‥。

今朝のベルタさんは,お気に入りのぬいぐるみをストーブ前で噛み噛み‥‥,噛み噛み‥‥。


その周りで大騒ぎな子が多数‥‥‥。


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