RIPARIAN.F.DOGS

ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

イースちゃん

4子ちゃん改めイースちゃん。我が家に残留します。

やっとイースちゃんのことを書けるまでに気持ちが整理された…かな。
イースちゃんのことが心配で,夜もなかなか眠れなかったり〜,お腹痛くなったり〜,心が折れそうでした
子犬がモリモリ成長期なのに,今月のブログが1週間ほど途絶えているのは……,気持ちを立て直すのにちと時間がかかったってことなのでーす。


イースちゃん,ワクチン接種から5日後,目のまわりが赤く腫れ,アレルギーのような症状がでました。
アレルギー物質も特定できず,また,薬では腫れをコントロールすることもできず…,目から始まり,耳の中,口のまわり,リンパ腺まで腫れました。体にまで発疹ができていく様,お顔が腫れていく様,発疹が膿んでしまったところが破けて血まみれになっている様を見ているのは正直辛かったです。抗生剤に対するアレルギーも疑われたので,毎日病院に通いながら,薬の種類,量,回数を調整してもらいました。セカンドオピニオンも受診しましたが,やはりアレルギー症状ということで,これまで通っている病院と治療法はほぼ変わらないとのことでした。様子を見ながら手探り状態の治療の日々。
幸い,食欲は旺盛で,お顔が腫れていようが3食モリモリ食べて,熱も出さないでいてくれたことが救いでした。


そして,大学病院へ紹介状を書いてもらい,皮膚や免疫系の専門の先生を受診しました。
結果,結論から言えば免疫異常。人間でいう膠原病…みたいな感じでしょうか。
体のあちこちにあるブツブツを調べてもらったところ,それらは大きさやできた場所は違えど,中身はすべて白血球の集まったものでした。アレルギーの時に見られる好酸球という白血球は見られず,細菌,真菌,ダニ,ノミ等に対抗する好中球やマクロファージという白血球がたくさんありました。しかし,細菌,真菌,ダニ,ノミ,ブドウ球菌などはいなく,感染症ではありませんでした。つまり,攻撃するべき原因のものはなく,自分で自分を攻撃して炎症を起こしているそうです。
ワクチン接種時期と,発症時期から考えて,このような症状を引き起こしたきっかけはワクチンである可能性もあるそうです。ワクチンに含まれるアジュバンドという免疫機能を増強するような作用をもつ薬が,体内で過剰に作用したかもしれないとのことでした。
ワクチン接種してからまだ1ヶ月もたっていないので,薬の効果が薄まるまではまだかかるかもしれません。また,狂犬病予防接種にも同じ薬が入っているので,狂犬病予防接種,2回目の混合ワクチンは控えた方がよいだろうということになりました。
アレルギーではなかったので,食事制限はなくなりました。現在は体力をつけ,体を大きくした方がよいということで,これまでのパピー用のフードに戻すこともできました。また,服用していた薬も止める方向で,イースちゃん自身の回復力で自然に治るのを待つことになりました。ただ,急に薬を止めてしまうと,また腫れが酷くなったり,カユカユしてしまうのこともあるので,様子を見ながら…ですね。あとは破れてしまった発疹を生理食塩水で毎日洗い,皮膚再生を促すクリームを塗り塗りするだけです。
まだ痛々しい状態ではあるけれど,病院での説明に納得がいったし,どうしてこのような状態になったのか理解できたので少し安心はしました。明確な治療法というものはないけれど,私自身も自己免疫系の病気が多く,膠原病疑いありってな状態なので,自分の経験から食事面でのサポート等はやってあげられるなって考えています。
薬を止める方向にしているので,ちょっとカユカユになっちゃうイースちゃんですが,引っ掻きを防ぐために,遊んであげながら気を紛らわせてあげたり,抱っこしてあげたりしています。
兄弟姉妹にじゃれつかれると発疹が痛いため,「キャーン」と鳴いてしまうこともあります。そこはベルタさんが上手にイースちゃんに対応してくれています。イースちゃんの後を尻尾ふりふりついて歩き,ただただ見守ってくれます。イースちゃんがじゃれついてきても,自分は手を出さず,好きなように噛み噛みさせています。すごく優しいです。あっ,ヤンチャ爆発の他の兄弟姉妹達にはこうじゃないですよ。頭にくればガウって一喝したりしていますから…。ワンコって凄いですよね…,ちゃんと相手の反応を見て行動を変えることができるんだもん。


↓今日のベルタさんとイースちゃん。こ〜んな感じでイースちゃんに付き従うベルタさんです。


今回,このようにイースちゃんの状態を書くこと,また,すでに決まっている兄弟犬達のオーナーさんにイースちゃんのことを伝えることには,やはりためらいもありました。オーナーさんの話もなくなってしまうこともあり得るだろうと覚悟していました。でも,それでも子犬を迎えたいと言ってもらえたことが嬉しかったです。ありがとうございます。
繁殖って難しいし,とても責任重大ですね…。生まれてくる子達が病気になってもいいやなんて思って繁殖するわけもなく,一番の願いは,生まれてきた子達が健康で幸せであることなんだけどね…。そのためにできることは……って常々考えてはいたのだけれどね…。


さっ,明日は弟くんの運動会だあ〜


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