RIPARIAN.F.DOGS

ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

責任

また今日も一人ぐるぐるワールドへ突入していますが‥、長くなりますがお付き合い下さいませ(-。-、)。

まずは、シグマさんのお見合い日は金曜日となりました。さて、どちらへ転がるのか‥。
そして、今日はシグマさんと病院へ健康診断へ行きました。もちろんいたって健康♪でも、私は不安で不安でしょうがありません。
なぜかって?
シグマの里親さんに名乗りをあげた友人は、ダックスをヘルニアで亡くしているのです。以前の子が病気になってしまったことが悲しいので、もうそういう悲しい思いはしたくない!という気持ちがあるのです。
私には、シグマが生涯にわたり健康であることを保証するすべなどありません。ただ、ブリーディングを行なうものとしては、健康、健全を目指すことが絶対です。しかし、ベルタも含め、親犬、祖父母犬などすべての個体の健康のどこまでを自分は把握しているのか?もっともっとやれることはあったはずでは‥?と。PRAの検査を受けることだって可能だった、また、股関節、肘関節のレントゲンは撮ったのだから、それを獣医師のもとで留めず、きちんとした機関へ送付して判定をしてもらうことも可能だった、噛み合わせなどその他欠点がどれくらいの割合ででていたのか?もっともっと過去に遡って聞くことも可能だった、曽祖父母の代のワンコ達の寿命は?病歴は?どうであったのか?それを聞くことも可能だった。もっともっと出来ることがあったはず‥と思うと自分の甘さに腹が立つやら、情けなくなるやらです。
ただ、そこまでしても、生涯にわたる健康が保証できるわけではないことも分かっています。でも、病気などの可能性をひとつづつ潰していくことはできます。「健康で健全な子である可能性」を最大限にする努力が自分には足りなかったと思いました。

シグマを家で生涯面倒を見ることは、口では責任をとるとは言っているものの、はっきりいって自分の気持ち的には気楽なんだということに気付かされました。それは、何がおこったとしても自分の中で自己完結できる責任だからです。人に譲る側としての責任の重さ、ワンコも人も幸せでいるためには、どれだけ慎重なブリーディングが重要であるか、改めて思い知らされています。自分で責任を最後まで持つ、これはブリーディングを行なうなら当たり前、人に譲ることに十分に耐えうる健全性を目指す、それはつまり、ワンコも人も幸せに暮らしていけることにつながる努力をすることがもっともっと大事なんだなと考えさせられています。


こんな頼りないちゃこままですまぬ(T T)。