RIPARIAN.F.DOGS

ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

1年前の今頃は‥

1年前の今頃は、ベルタさん交配のためお泊り中でしたね。
この頃は、思うことがいろいろあったけど、不安もあり‥で、なかなか自分の書きたいことを書けなかったような記憶があります。本来ならこの年は、ちゃこの子供が欲しかったのですが、ちゃこは亡くなってしまい、その想いをベルタに託してしまったんです。そんな自分のエゴに嫌気がさしたことも‥
本当に受胎するのか、ちゃんと無事生まれてくれるのか、安産で母体が安全だろうか‥などなど不安も多く、もしお産が原因でベルタを亡くしてしまったら、きっと一生、一生後悔するだろうと思いました。ちゃこが突然亡くなってしまったので、もしもベルタまで‥これが一番怖かったです。だからこそ、もし良い子が生まれなかったら、また次回お相手を変えて‥なんて気楽な気持ちにはなれず、今回限りの1発勝負に全力投球‥そんな感じでした。

結果的に、ベルタさんは安産でとっても子育て上手。その安心感からか、私は新しい命を産んでくれたベルタさんへの感謝の気持ちが薄れてしまい、たるぎやミュウの日々の成長に一喜一憂してしまいます。ついつい欠点に目がいってしまいすぎたり、そのことで自分のブリーディングを自分で否定してしまったり、本当にアホな日々もありました。生まれてきたたるぎやミュウがどんな子に成長するか、それだけがブリーディングの結果だと思ってしまっていたんです。

でも、先日「たるぎさんを家族にしてくれてありがとう。毎日幸せです。」ってメールを貰ったとき、嬉しくて涙が出ました。犬は生き物、完璧な子なんていないでしょう。そして、その欠点をいちいち気にして、自分の計画したブリーディングを否定してもなんの意味もない。子犬達が幸せになれるように、良いオーナーさんを探して、そして、自分もその子達の成長を見守っていくこと、このこともすべて含めてより良いブリーディングって言うんじゃないかって、そんな当たり前だけど大事なことに気付かされました。そして、新しいお家で家族の一員として大事にされ、幸せを運んでくれるような子を産んでくれたベルタさんに、ありがとう、ありがとう、ありがとうの気持ちがいっぱいになりました

おかげで今、犬達に対してすっごく気持ちが素直です。犬達の良い点も悪い点も認めて受け入れる、これまでの自分の考え方があっちこっち寄り道してしまったことも受け入れる、そんなことで自分の気持ちも楽になったんでしょうね‥^^;

アホちんミュウちゃんとも、これから一緒にどんなことを経験できるのか、益々楽しみになってきました

                       アホちんって言うなよ‥(怒)byミュウ