RIPARIAN.F.DOGS

ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

遺伝性疾患

ベルタは、以前、肘、股関節、膝の検査を受けました。自分自身、代表的な犬の遺伝性疾患である股関節形成不全症、肘関節異形性症、膝蓋骨脱臼のことをきちんと理解したいこと、また、多くの人がこうやって関心をもち、知識をつけていくことでその疾患の減少などにつながれば‥という思いでした。
膝に関しては、日本動物遺伝病ネットワーク (JAHD) の評価基準により獣医師に診断してもらうことができました。肘、股関節に関しては、以前撮ったレントゲン写真では、きちんとした評価を出すには不十分な撮影方法でした。しかし、獣医師の経験と判断から、ベルタは股関節形成不全症、肘関節異形性症など病的な症状は出ないだろう‥とのことでした。なので、血統書に記載するためだけにベルタに全身麻酔を用いて、JAHDの評価基準に耐えうるレントゲン撮影をさらに行なうことは、ベルタの負担になるだけなので今回は見送っても良いのでは‥と薦められました。

本来ならこのような結果をきちんと公表していくことが、より良い繁殖につながっていくのかもしれません。ただ、実際に公開されている情報を見ると、公開されている頭数はほんのわずか。血統による傾向など知るすべにもなりません。なので、現時点では自分のワンコの状態を医学的にきちんと評価してもらい把握できる♪という程度のメリットなのかもしれません。それでも、繁殖を行なう上でクリアすべき基準として常に意識していけると思うので、しないよりは絶対良いと思っています。

このような検査は1才以降に受けることができます。
ミュウも1才を過ぎたら、きちんと獣医師のもとで評価をしてもらおうと考えていますが、出来れば体に負担をかけない範囲で行いたいというのが正直なところですが‥(><)。