RIPARIAN.F.DOGS

ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

告白。

夕方、たるぎの飼い主さん宅にリンゴをお届け。そして、たるぎさんにも会ってきました相変わらずお目目クリクリのプリティガール。家にこんな可愛い子がいたら超癒されるだろうな〜と本気で思った。写真は、先日のアジリティのときパチリしたもの。

たるぎさんに関して、なんで急に手放してしまったの?とか、たるぎさんはショーに出ないの?とか‥よく聞かれます。そして、それを聞かれるとちょっと心が痛むこともありました‥。

たるぎさんは尾曲がりです。生まれてすぐに気付いていました。私は、自分の繁殖を責めました。泣いたこともあります。そして、ブログの中でも1年間ず〜っと‥そのことには触れませんでした。

たるぎは我が家で生涯面倒を見るつもりでいました。尾曲がりという理由でこの子を手放してもいいものだろうか?という後ろめたさがありました。生涯自分で面倒を見るという方が気持ち的に楽だったのです。
仔犬へのお問い合わせはありましたが、私が応じなかったのはそういう理由からでした。また、実際可愛くて可愛くて手放せなかったというのも本音です。

結果的には‥、たるぎは友人宅へお嫁入りしました。たるぎとミュウを見て、迷わずたるぎを選んでくれた友人には感謝しています。

今日、何故急にこんなことを書きたくなったかというと、
たるぎの飼い主さんが「尻尾が曲がってなかったら、たるぎさん我が家にこなかったかもしれないよね〜(笑)」って言ってくれたことが嬉しかったから。そっか‥、この尻尾がご縁になってたのかってなんだか急に気分がすっきりしたのです。

そして、
「たるぎさんを家族にしてくれてありがとう」
「一目会ったその日からこの子と暮らすんだ‥と思った」
などなど、これまで私の方がたくさんの言葉で救われています。


この1年間、ブリーディングに関して、さんざんうじうじと悩みましたが‥、最近はこう自分に問います。
生まれてくる命と新しい家族の幸せを思い描けているのか?と。スタンダードだ、犬質向上だ‥、それは一体何のためにあるのか?と。そこに犬と人を想う気持ちはあるのか?と。