RIPARIAN.F.DOGS

ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

動物愛護管理法改正案について思うこと…続き

動物愛護管理法改正にあたり,環境省動物取扱業の適正化について(案)に対する意見の募集(パブリックコメント)をしていますね。


さて,どんな意見が集まるのか,興味深いです。


私はと言えば,動物愛護管理法改正案についての記事を読んでから,頭の中が悶々と色々なことを考えています。考えがまとまらないといった状況です。
……が,子犬についても母犬についても幸せな生活を送れること,適正な繁殖が行われることを多くの人が望んでいるということは十分すぎるほど分かります。だからこそ,子犬の販売月齢,出産回数の制限…等にも提言を始めているのでしょうネ。


私はたった2回の繁殖しか経験がありませんが,繁殖に取り組んだ時点でブリーダーなのだと常々思っています(業とはなっていませんが……)。なので,ブリーダーとはどうあるべきなのか…をつい考えてしまいます。


そして,何度かブログでも書いていますが,私はやっぱり最後はここに行き着きます。
『生まれてくる命と新しい家族の幸せを思い描けているのか?と。スタンダードだ、犬質向上だ‥、それは一体何のためにあるのか?と。そこに犬と人を想う気持ちはあるのか?と。』


子犬の販売月齢が何ヶ月齢以降だからとか,出産回数が何回だからとか,要はそれをクリアしているから良いとか悪いとかではなく,Why?の部分が大事だと思います。


上記に書いたように,それは一体何のためにあるのか?何のためにそれをするのか?ってことです。ワンコも幸せであって欲しい,そして新しいオーナーさんも健康で健全な子と楽しいワンコライフを送ってほしい…そのために大事だと思うから行うべきなのだと思います。


法で規制することで,最低限の飼育管理を保証することはできるのかもしれません。…が,多くのブリーダーさんがWhy?をオープンにして,どのように考えてどのような繁殖を行っているのかを多くの人達に理解してもらうような姿勢を示していくことも大事なのだと思います。


私は,すでに自分自身で繁殖に対して多くの規制をかけていますが,やはりそれはWhy?があってこその結論のように思います。だけど,そうまでしても生まれてくるすべての子がスタンダードに沿った子…とは言えない状況がとても心苦しいです。生き物は工業製品ではないんだし、いろんな子がいる‥、そしてその中で、その子その子に会った良いご縁で幸せに暮らしていくことができるように最後までちゃんとバックアップをしていくことの大事さを感じます。


……本当に難しい問題です。何をどうすれば命と正しく向き合っていくことなのか?,それを法で決めることができるのか?,法で決められたことさえ守っていれば正しいのか?……すごくすごく知りたいです。要は,私は常に不安なんですネ。病気ですかネ?ただ,不安だからこそいろんな事態に備え準備したり,学んだりすることが必要となるのです。将来的には,それは良い結果につながる…と,そこは信じていますが……。


あ〜う〜,結局,今夜も頭ぐるぐる………


そうだ,こういう時は旅に出よう


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