お姉ちゃん,小学4年生。大人と子供の中間って感じで,弟くんとはまた違っておもしろい。そのうち,女同士の会話もできるようなるのかなあ…と思うと楽しみでしょうがない。
- そのいち。
お姉ちゃん「お母さ〜ん。学校でね,女王様ドッジをやるんだよ。」
ちゃこまま「女王様はどっち?なんじゃそりゃ?」
お姉ちゃん「違う,違う。女王様ドッジボール。」
ちゃこまま「はは〜ん,分かった!『いきますわよ〜。投げますわよ〜。お逃げなさ〜い。』って感じか!」
お姉ちゃん「違う,違う。女王様がボールをぶつけられたらそのチームの負けなの。だから,チームみんなで女王様を守るの。そしてね,女王様は紅白帽をかぶらないの。」
ちゃこまま「はは〜ん,王冠をかぶるためか…。」
お姉ちゃん「違うって………。」
- そのに。
ちゃこまま「お母さんはさ,足が短いのが悩みだよ。お父さんより座高が高いんだ。がっくりだよ。」
お姉ちゃん「え〜〜,あたしは座高低いよ。」
ちゃこまま「ほうほう,そりゃお父さん似でいいっすね。あ〜あ,足が長くならないかなあ…。」
お姉ちゃん「お母さん,あのね,自分は足が長いかもって思いながら生活してると,足が長い気になってくるよ♪そして,悩みはなくなるよ♪」
ちゃこまま「そういうもんですかねえ……。」
これでちゃこままの悩みは解決してるかしら????
- そのさん。
お姉ちゃん「クラスの子達はね,髪の毛がツヤツヤサラサラなの……。」
ちゃこまま「あ〜,授業参観のときに見たけど,結構直毛の子多いよね。お姉ちゃんが一番くせっ毛かも〜。」
お姉ちゃん「うん,そうなの……。」
ちゃこまま「まあ,まずはリンスをしっかりつけて,ほら,なんとかの輪ができるようにしてみたら〜。」
お姉ちゃん「メビウスの輪?」
ちゃこまま「頭にメビウスの輪できちゃってど〜すんのさ,コラッ!!」
弟くんの方は,まだアホアホでそれはそれで可愛い。
2ヶ月ほど前,お友達が投げた石が頭に当たり,頭のてっぺんを怪我した弟くん。かさぶたが取れた後は,髪の毛も無いし〜。
ちゃこまま「怪我の後がハゲになっちゃったね,ハゲに。その歳でてっぺんハゲかよ〜。」
弟くん「うん,俺,血がいっぱい出て病院に行った。」
ちゃこまま「消毒した程度でしょ〜。」
弟くん「いや,消毒とか〜,つっついたりした!脳みそを!」
ちゃこまま大爆笑。脳みそつっつかれたのかよ〜!
髪の毛,頭皮,頭蓋骨,脳みそ……ちゃんと位置する順番を教えときました。血が出たくらいじゃ脳みそは出な〜い!