RIPARIAN.F.DOGS

ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

ミュウが死んでしまった……。

目の前で死んでしまいました。


その日は,ミュウと2人で,一つの枕で横になっていました。
ミュウは,腹這いでアゴを枕に乗せた状態でこちらを見ていました。
ミュウの息が顔にかかります。
「ミュウちゃん,薬を打っているからなのか,息の匂いがエビセンっぽいね(笑)。」なんて話をミュウとしていました。
ミュウは,咳をすることもなく,浅い呼吸でしたが,落ち着いているように見えました。
あんまりにもミュウがこちらの顔を見ているものだから,私もミュウの目を覗き込んでいました。
ミュウの目が少し左右に振れたように見えました。
あれ?と思い,また見ると,やはりちょっと目が振れているようでした。
すると,ミュウの枕に乗せていた頭が横にストンと落ち,パタンと体が横になってしまいました。
慌てて抱き上げましたが,首がガクンと落ちました。
呼吸が止まっていました。
胸を触ると,心臓がまだトクッ……,トクッ…と動いています。
「ミュウちゃん,息をして!死んでないでしょ!」とミュウの鼻から人工呼吸の要領で息を吹き込みましたが,ミュウの口がわずかに膨らむだけでした。
ミュウの胸にあてている手に鼓動がもう1回感じられました。まだ生きているはず。
でも,その時間はほんの僅かでした。
グニャリとした感触がミュウの体ではないように感じられました。


本当に死んでしまったのか?死んでしまったことがまだ信じられません。


涙が止まりませんでした。


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