今朝,弟くんの日記が一部破られてゴミ箱に捨ててありました。
見ると,ミュウのことが書いてありました。
ミュウちゃんは,パタリとたおれ,つめたくなっていました。ぼくは,それが信じられませんでした。だって,前の日は元気に走ったり,遊んだりしていたからです。
でも,そのしゅん間,やっと分かりました。
さいごの力をふりしぼって,きのうを過ごしていたんだと。
ミュウちゃん,本当にありがとう。
なんでこの日記を捨てたのかは聞かないことにしました。
そして,日記を破り捨てた後に書いた日記のタイトルは「ベルタ長生きしてね」でした。
結局,こちらを週末の日記として学校に提出することにしたようです。
ベルタがどんなに優しい子なのか,どんなに元気な子なのか,たくさん書いてありました。