RIPARIAN.F.DOGS

ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

子犬を譲ってもらう時期

あまり早い時期に親犬から離してしまうのはヨロシクない…とはいうものの,ではどの時期に子犬を譲ってもらうのがベストなのか?明確な答えはないですよね^^;
小さいうちに親,兄弟から離してしまうと犬の社会化を勉強できないとかいうけど,じゃあ長くいたから社会化完璧って訳でもないしね。そもそも,単純な月齢ではなくどんな環境で幼少期を過ごしたのか?ってことも大事だと思います。
いくら親犬と長く一緒にいようが,ただただ親犬と狭いケージに閉じ込められて育っていてはダメだろうし,仮に早く親犬から離されてしまっても新しい里親さんの元に親,兄弟がわりになるワンコがいたり,たくさんの人の家族がいて手をかけて面倒を見てくれれば大丈夫だったり…とケースバイケースじゃないかなあと。


まずは子犬がどんな環境で生まれ,育っているのか…まずはそこを見ないとね^^。


さてさて,今日はニコちゃん。。


↓左ウル,右ニコちゃん。


我が家では,子犬達は3ヶ月頃に巣立っていく中で,ニコちゃんは生後5ヶ月近くまで我が家におりました^^。ニコちゃんオーナーさんから「お散歩までよろしく〜♪」と(笑)。イイスッヨ,我が家弟くんもおりますから,いくらでも。
↓我が家のごちゃごちゃに揉まれー,巣立った先でもすんなり仲間入りしたようです。


生後1ヶ月頃には離乳食だけでももちろん大丈夫。おっぱいがいらないから親犬から離してよいか…というとそういう訳でもないですね。例えば,今回のおチビのように5兄弟だとさすがにおっぱいでは足りなくなってくるのか…離乳食の食いつきは良いです。2兄弟だった時は,おっぱいでも足りるのか…離乳食の食いつきは悪いです。まあ,お母さんのおっぱいもまだまだ恋しい時期なのです。
生後40〜50日頃。ギャングです(笑)。いかにも子犬っていう可愛らしさなので,この時期の子犬って欲しくなりますよね。でも,もう一度言いますがギャングです(笑)。甘噛みもすごいし,しかも,犬語も人語も通じません。叱ろうが通じないからね。なのでこの時期は,大人犬達もしょうがねえなあ…くらいでガブガブ噛み付かれてます。
生後2ヶ月過ぎてくると,毋犬もさすがに子犬にうんざりしはじめます(笑)。別々に寝たがったり,子犬達を叱ったりし始めます。大人犬に叱られるようになると,赤ちゃん時期は卒業で『今まで許していたけど,これからはちゃんと犬社会のルール守れよ!』という訳です。また,兄弟同士でも噛み付く力も強くなり,ふざけて噛んだり噛まれたりすると「キャン」って痛い思いをすることも。そしてこの「キャン!」って鳴き声に反応して噛むことを止めることができるようになってきます。


こういう自然な成長過程をよく見ることで,どんな時期に親,兄弟から離して新しい環境へ巣立つのが良いのか…分かってくるのかもしれませんね。うーん,うーん,我が家の場合は,子犬に手をかけて上げられる犬,人がたくさんいるので,生後3ヶ月以降の巣立ちが良いんじゃないかなあ…と思うのです。


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