血統書はカニンヘンダックスフンドなのに大きくなってしまいました‥‥よく聞きます。
んで、大事な家族に変わりはないので、大きく育っても健康であればそれで十分って話でチャンチャン。
でも、ミニチュアではなくあえてカニンヘンという犬種を希望したということは、やはりサイズのコンパクトさもある程度求めていたってことだよねえ^^;。
じゃあ、どれくらいコンパクトサイズだとカニンヘンダックスフンドだと認識されるのでしょうか?基準書では、胸囲30cmまでとなっていますが、普通はメジャーを持って歩くわけでもないからパッと見た雰囲気で大きい、小さいを判断されちゃいますけどね。
で、私が散歩していて「カニンヘンですか?」「小さいですね」って言われるのはうぃーちゃんかな〜〜〜
↓左うぃーちゃん(カニンヘン)、右たろ(ミニチュア)。
体重としては、うぃーちゃん3.4キロ、たろ5キロってとこでしょうか。
↓左ウル(カニンヘン)、右たろ(ミニチュア)。
血統書上は、カニンヘンとミニチュアだけど大きさ一緒じゃ〜〜〜〜ん(笑)。大きいカニンヘンですね、うん、そうですね。
ウルはダックスの審査員の方に胸囲の計測を頼み、30cm以上であれば血統書をカニンヘンからミニチュアにバラエティ変更することができます。
ただ、わざわざショー会場に足を運んで計測をしてもらい、新しい血統書を申請するためにお金を払い‥‥さてさてどんなメリットがあるんでしょう。
例えば、ミニチュアからカニンヘンに変更。これは結構いると思います。それは、ミニチュアダックスフンドとカニンヘンダックスフンドの仔犬の値段の違いです。最近はどうなのかは分かりませんが、一時期はカニンヘンの方が相場が高かったように思います。やはりコンパクトなサイズが魅力的だったのでしょうね。親犬となるコンパクトなミニチュアの子をカニンヘンに変更すれば、仔犬も当然カニンヘンになるわけです。
では、カニンヘンからミニチュアに変更の場合はどうでしょう。もう言うまでもありませんよね。でっかいカニンヘンの子であっても、血統書上カニンヘンでいてくれた方がメリットあるんでしょうね。
仔犬の両親を直に見て、大きさや健康状態を確認してから仔犬を求める人ってどれだけいるんでしょうか?こうやってミニチュア、カニンヘンと簡単にバラエティを変えられることも知らないまま、血統書上のバラエティだけを見ていれば、「血統書はカニンヘンダックスフンドなのに大きくなってしまいました」‥‥あるあるーなのです。
血統書の登録番号を見てみましょう。
DHK-○○○○←カニンヘンを意味する
DHM-○○○○←ミニチュア
とあります。
3代祖を辿ってみたとき、両親どちらも、もしくは片方の親がDHM-○○○○なのに、子供がDHK-○○○○であればバラエティ変更犬がいる血統です。
3代祖すべてDHK-○○○○なのに大きくなっちゃったよ〜って場合‥‥
血統書には全頭の胸囲が記されているわけではないので、もうよく分かりません。大きいカニンヘンが先祖だったのかもしれません。
3代祖にCH(チャンピオン)とついたDHK-○○○○であれば、少なくとも複数人のジャッジから評価をうけているでしょうから、ドッグショーで許容される範囲の大きさのカニンヘンであったと想像することはできます。
生き物ですから絶対に成長がこれくらいで止まると保証はできません。が、飼育環境によってはコンパクトサイズを希望される方もいるでしょう。良心的なブリーダーさんであれば、父、母、祖父、祖母くらいの血統まで遡った大きさや、仔犬の成長予測も教えてくれると思いますよ^^。もちろん予測ですけどね。
↓この時点ではどの子がどの大きさになるかまだまだ予測不能じゃーーー(笑)。
↓少しづつ大きさに差は出てきているものの、パッと見はあまり変わらない。
↓一般的に新しいオーナーさんのもとに巣立つ頃。どうですか?どの子がコンパクトになりそう???