RIPARIAN.F.DOGS

ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

タンパク漏出性胃腸炎ということで

19日から治療を始めることにしました。治療というか、ステロイドを飲み始めたってことなんですがね。

タンパク漏出性胃腸炎というのは、アルブミンが消化管内に漏れ出てしまうことによって、血液中のタンパク質が少なくなってしまう病気です。症状としては、慢性的な下痢、栄養が十分に吸収されないため、体重減少や元気消失、嘔吐、脱水などが見られるそう。血液中に水分を保持する力が低下し、浮腫や腹水などが起こることもあるそう。


ベルタさんの経過としては‥‥
12月30日、なんとなく元気がないことに不安を感じ、24時間の病院へ。血液検査の結果、総タンパクとアルブミンの値が低いことが分かる。ただ、朝に食事を残した他は、これまでは食べていたし、下痢、嘔吐もなし。元気もあるし、もうちょっと体重を増やしてみて、1ヶ月後にもう一度血液検査をしてみましょうということでした。そもそも痩せすぎなのでは?ということを指摘されたのです。でも、ベルタさんの体重は4.2キロ。
そして、病院からもらったシニア用の消化吸収がよいフードを食べたら、下痢。この時は、下痢の原因はフードのせいだと思っていました。


1月4日、年末の下痢以降、ノロノロ食べ、ドライフードお残し、時々下痢が続いていたため、かかりつけの病院へ。30日の血液検査のデータを見てもらい、少し脱水状態を改善してあげれば調子が整ってくるかもねということで点滴。便に菌もいないので、下痢止めを飲みながら、体重が減らないように様子見。体重は4.2キロ。


1月10日、ドイライフードも食べ始めていたベルタさん。食欲は上向き?と思っていても、下痢止めを飲み終わり、何食か食べると、また下痢。下痢の前後は食欲ダウン。年齢のこともあり、腸の回復が遅れているのだろうか?ということで、引き続き薬を処方してもらう。この時は、体重は300グラム減の3.9キロ。


1月17日、やはり前回同様、食欲は上向き?と思っていても、下痢止めを飲み終わり、何食か食べると、また下痢。下痢の前後は食欲ダウン。体重は元に戻っていて4.2キロ。なんとか必要量は食べれている状態ではあることは分かる。薬を飲み終わると下痢という状態が長引いていることが気にかかる。ただ、12月30日の血液検査の結果から、タンパク漏出性胃腸炎も疑われるけど、この病気だった場合下痢止めは効果がないそう。薬を飲んでさえいれば下痢が治るということもあるのでもう少し様子をみることに。1ヶ月後の血液検査で低栄養状態、痩せという血液状態を脱したいという気持ちもあり、現状のまま食べてくれるよう下痢止めを継続。


1月19日、朝、食欲微妙。朝、普通のう○こ。昼に突然の下痢。血混じり、粘液混じり。その後、ピンクの水便。下痢止めも飲んでいたのに‥‥。もう月末に予定していた血液検査を待っていられないので、今すぐ状態を確認したいと言われました。体重は4.1キロ


結果は、やはり総タンパクとアルブミンの値が低いままでした。むしろ、このままでは、栄養失調状態で命にも関わるとのこと。年末の脱水状態はもう改善されているし、その他の血液の値は正常値。やはり、たんぱく漏出性胃腸炎ということで治療をすぐにでも始めた方が良いとのこと。これらの値は、1週間程度の下痢や食欲不振ではこんなに低くなることはないそう。なので、年末より前から栄養吸収がうまくいかない状態があって、たまたまうぃーちゃんがなくなった直後から低栄養状態の体調不良が出始めたのでは?とのこと。私がなんとなく年末にベルタが変と感じていたのはやはり気のせいでもなかったようです。また、年末に私が神経質になりすぎて腹水うんぬん騒いでいたベルタのお腹のことも、実際は腹水ではなかったけれどももしかして浮腫みであった可能性も言われました。実は、年末にベルタの腹が腹水、腹水!と騒いでいた私は、腹のぶよぶよ感がいつもと違うとお姉ちゃんに訴え、散々ベルタの腹を触らせ、違いを確認してもらおうとしていたのです。家族の誰にも同意してもらえませんでしたが。


体重だけでは分からないベルタさんの体の中の栄養状態。食べてるし、体重も戻ってるし‥とちょっと安心していた矢先のことだったので、やはりちゃんと血液検査をもう一度やってもらって良かったと思いました。
食事は、低脂肪、高タンパクということで、やはり、これまで通りの我が家の食事で問題ないそうです。お薬が効いて、ちゃんと栄養が取れる状態になってくれればと願うばかり。


薬が効いているのか‥‥、その後はご飯をパクパクと完食したベルタさん。しかも、以前のように「ご飯よこせ!」アピールもするようになっている(@@)。パクパクしちゃうし、体重も変わらないから、まさか低栄養状態だなんて思わないよう‥‥。総タンパクとアルブミンの値戻ってくれよう‥‥。あ、ちなみに、ベルタさん、過去の血液検査でこれらの値が低かったことはありませんでした。むしろ、脂肪+1ってな感じでデブ?と言われーの。体重同じなのに低栄養ってどういうメカニズムなのでしょう?体重がキープできているってことは、必要なカロリーは摂れているのか?でも、栄養は足りていない?たんぱく漏出性胃腸炎についても色々調べ中です。


1月24日、5日分処方された薬を飲み終わったので病院へ。19日以降、調子というか、食欲がすこぶる良い。下痢なし。以前と変わらぬ食欲を維持しているものの、なぜか体重減の4.0キロ。大きめのフケが出たり、アバラが触れるくらい痩せた印象。低栄養状態の影響の皮膚の乾燥が今になって出ているのか、ステロイドを飲み始めたことで低栄養時の浮腫みがとれたせいなのか‥‥ちょっとよく分からない。ステロイドの量を半分に減らすことに。


1月29日、5日分処方された薬を飲み終わったので病院へ。食欲はすこぶる良い。下痢なし。まるで以前のベルタさん。体重は4.2キロ。すっかり元どおりの体重。ステロイドの量をさらに半分に減らすことに。ただ、血液検査上ではまだ栄養が吸収できているとは言い難い数値。これからジワジワと値があがるものなのか、このまま低空飛行なのか‥‥。


~記録~
12月30日総タンパク:3.0 (参考基準値5.0〜7.2) アルブミン:1.3(参考基準値2.6〜4.0)
1月19日総タンパク:3.8  アルブミン:1.2
1月29日総タンパク:3.7  アルブミン:1.7

ジワジワと上向きと思いたいね‥‥


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