「お友達からお願いします」三浦しをん著
「そういうふうにできている」さくらももこ著
サクサク読めるという点でエッセイ集はいい。好きだ。
どちらもププッと笑えるネタが盛りだくさんであった。
それもシモの話で笑。トイレネタだの、便秘ネタだの‥ね。
今年、お姉ちゃんがエッセイで賞を頂いた。
受賞式の時、審査をしてくれた作家の一人からこんなコメントがあった。
「応募されたエッセイには、身近な人の死や病気を取り上げたものが多かったが、感情を吐露しているだけになっており、文学として昇華されていない」と。
なるほどと思った。
シモの話もそうだなあと。もちろん恥ずかしい話には違いないんだろうけど、三浦しをんさんやさくらももこさんのエッセイは、読者に魅せるという意味では文学として昇華されているということなのだろう。
お姉ちゃんには、「お母さんもエッセイ応募してみなよ。お母さんなら入賞するかもよ」と言われた。ほうほう、自力で入賞すれば、今後、受賞パーティにお姉ちゃんの保護者としてではなく自分も参加できるではないか。いいねえ。
でーもーねー、まだ自身の恥ずかしい話を晒すのは無理じゃ。いや、恥ずかしい話じゃなくてもいいんだろうけど、書くならそちらがよろしい。なんか矛盾しているけど。弟くんのネタならたくさんあるぞ。プライバシー無視で怒られそうだな。
も、も、も、もしかして、私のシモ事情についても、お姉ちゃんがネタにする機会を窺っているのかもしれない。あまりベラベラ喋らないように気をつけよう。
‥‥と思いつつ、昨日の大腸内視鏡検査の様子など帰宅してから喋りまくっちゃった。あわわわわ
。
検査前日、食事制限がある。腸内視鏡検査をやる人用の食事っていうのがあり、薬局で売っている。お粥のみならずビーフシチューなどもあった。でもお高い。おとなしくお粥でも食っとけってことかと諦める。でも、ちゃこぱぱは言った。カレーの汁だけかけて食べれば大丈夫、問題ない！と。確かに、食事制限の項目にカレーとは書いていない。ちゃこぱぱを信じて具なし汁だけカレーライスを食べた。
で、検査当日、下剤、下剤、トイレ、下剤、下剤、トイレを繰り返している時‥‥、やっぱカレー食べなきゃ良かったと強く思った。カレーの色なのか便の色なのか分からんぢゃないのーーーー。
検査が始まる直前‥‥「下剤の効果が、今頃‥うっ。検査中に漏らしたら申し訳ない。」な〜んて思っていた。検査終了後、目が冷めて真っ先にお尻に意識を集中させた。汚れた気配はない。セーフ笑。
よし、ここら辺まではお姉ちゃんにも喋ったことだから、先回りして書いてやった笑。これでお姉ちゃんの作品にされることはなかろう。
