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ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

ダックスフンド のカラー図解

今回もらったお土産の中には、シャーペイグッズの他に、ダックスフンド のカラー図解がありました。ロシアのテッケルクラブのものだけど、いや〜ん、こういうの楽しい〜♪
で、何語っすか?(笑)。ロシア語ではない‥‥。
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拙い解読ではありますが、印象に残ったものを記録しておこうと思います。


まずはブラックタンのこと。
我が家はレッドのみの家系です。ベルタの曽祖父、曽祖母から辿ってみても少なくとも6代はレッドのみの交配で続いています。なので、あまりブラックタンという毛色には馴染みがありません。
ブラックタン×レッドの交配はもちろん認められるものです。
でも、ドイツ系統のレッドにブラックタンを交配すると黒なのかレッドなのかよく分からないような毛色の子になってしまうこともあるように思います。レッドにはレッドの交配の方が綺麗なような気がします。
しかし、ドイツ系統からきているこの濃いレッドは、レッドのみの交配で色を維持しているのか?それとも、数代に一度ブラックタンを入れることで維持しているのか?‥‥そこは実際に濃いレッドを作出している人たちにぜひ御教授頂きたく思います。


話が逸れましたが、はい、ブラックタンのことですね。
上述したように、私自身はブラックタンにはあまり馴染みがなく、タンマークが派手タンよりは小さめの地味タンが好き〜♪とかその程度の知識です。
レッドは単色のダックス。ブラックタンは、黒と赤、黒と茶の2色のダックスだそうです。そっか、2色っちゃ2色だな^o^。
そして、カラー図解にあるブラックタンの赤や茶の割合にも決まりがあるんだ〜と驚き。ブラックタンの場合、足の茶の部分は、半分から3分の1だそうです。そもそも、ダックスの足ってどの部分を指しているんだい?肘下の長さのことかしら?それによって、茶の部分の割合っつーたって話が違ってくるよねえ^^;。他にも足の茶の部分がブリンドル柄になっているものは展覧会に出すことはできないとありました。また、ブラックタンの赤や茶部分は濃いほどよい。ほうほう。これまでブラックタンの柄をじっくり見ていなかったので非常に興味深く思った次第。
で、私のイメージする派手タンダックスはカラー図解の写真にはいなかった。


私が派手タンというものは、ブラック&クリームのようなイメージ。そもそも、ダックスフンドの毛色のひとつであったクリームは、2017年度よりスタンダード外とされました。
しかし、これまでクリームと登録されていたものには、イエローやレディッシュイエローが含まれており、イエローやレディッシュイエローはスタンダード内となります。クリームという名称をイエロー、ブラック&クリームをブラック&イエローと変えただけで実質は何も変わっていない状態かもしれません。


カラー図解には、クリームについても記載されていました。
薄いレッドがクリームと呼ばれることもあるが、遺伝子モデルとしてはクリームと異なるものであること。イングリッシュクリームと呼ばれるクリームは、原因となるチンチラ遺伝子が他の種に由来するものなのでスタンダードでは認められないこと。しかし、イギリスやアメリカで人気が高く、日本やFCI諸国にもクリームがはいってきたそうです。


つまりは、クリームとイエローは遺伝的に異なるものという認識なのだと思います。日本では、クリームという色を認めてみたり、スタンダードから外してみたりという対応。クリームを外さなければならない理由があるのなら、すでに血統にクリームの遺伝子が入ってしまっている今の現状をどうしていけばよいのか、今後の方向性も具体的な理由とともに示唆してほしいような気もします。


毛色遺伝学については、正直私は詳しくないデス。もちろん、AだのBだのCだの何通りも組み合わせがあり、この色とこの色を交配すればこういう色がでるはずと理論としては理解できるけど‥‥。
分かるんだけど‥‥‥なんか他にもあるよねえと思ってしまう。黒の差し毛ひとつとっても、べったり黒いものもいれば、点在程度だったりもするし、ブラックマスクになるもの、顎だけ黒くなるもの、目縁にアイラインのように黒い毛がびっしり生えるもの、富士額柄の黒毛など様々。とにかく不思議がいっぱいだ^o^。
同じダックスのレッドであっても、深い赤、黄色味がかった赤、差し毛が多い、少ないで優劣があるとは思いません。大事なのは「退色させない」ってことなのかな。


カラー図解後半には、ブリンドルやダップルも載っていたので、じわじわと読んでいこうと思いまーす。
ブリンドル‥‥今では珍しいですね。

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