RIPARIAN.F.DOGS

ライパリアン.エフ. 〜ちゃこの日常〜

異物誤飲

たろが飲み込んでしまったものは、プラスチックスプーンの頭部分。


そのスプーンは、ベルタさん用のペーストフードを混ぜたり、フードをお椀の中央に寄せて食べやすくしたり、給餌したりに使っていました。
スプーンやお椀にベルタさんの食べ残しがついていたりする。食事後、そのペーストのおこぼれをもらうのが他のワンコのお楽しみ。


で、スプーンをペロペロのつもりが、バクっと食ってしまったのがたろ。そして、スプーンの柄が折れて、スプーンはたろの口の中。ワタシも落ち着いて対処すれば良かったのですが、つい「あっ!」と大きな声を出して、口をこじあけようとしちゃったんですよね💦。たろは怒られたと思ったのか慌てちゃって、ゴックンと。口の中にスプーンが見えていたのに、指で触れていたのに‥、ゴックンと。


吐かせなきゃ!と思い、すぐに病院へ電話。
すると、かかりつけの病院には吐かせる作用をする薬がないこと、吐かせたとしても、スプーンの形状から気管を傷つける可能性があるとのこと。気管で引っかかってしまった場合の方が危険なこと。腸へ流れてくれた方が最悪、腹切りで取り出すことも可能とのこと。
で、たろは夕食後だったため、胃の中にあるフードに包まれた状態で💩から出ることを待ってみることになりました。スプーンが包まれやすいよう、ふやかしたフードを追加でちょこっと食べさせました。


夜はリビングで寝て、たろの様子を見守ることに。


翌日、病院に行く前に2回ほど💩をしたたろ。スプーンよ、出ろ!出ろ!とお祈りしながら、ほじってみましたが、ナイ!!!
朝一で病院。まずはレントゲン。そして、スプーンは見えず⤵︎。透明プラスチックだったのでまったく見えず⤵︎。
先生と心の目も凝らしてそれらしきものを探しましたが、胃と直腸に、んんん〜?もしかして???みたいな程度。直腸であれば、もうすぐ出るだろうと。胃であれば、胃から先に進んでいかないかもしれないと。
この時点では、腸閉塞などはなし。朝ごはんも食べてきてしまったので、もし翌日までに出なければ、朝ごはん抜きでバリウム検査をしましょうとなった。
この日は💩をほじりまくった。ナイ!!!


翌々日、バリウム検査のために病院へ。さすがに出てこないのは時間的におかしい。腸閉塞はない。胃に留まっている可能性あり。なので、バリウム検査をするよりも、内視鏡で胃から直接取り出す方がいいかもとのこと。
内視鏡のある病院を紹介されました。内視鏡にもサイズ?や種類があるらしく、小型犬の対応ができる方の病院へ直行です。


次の病院でも、レントゲン、エコーで異物の位置を確認。そして、スプーンは見えず⤵︎。
本当に食べたのか?💩ですでに出てしまったとか?も疑われ‥⤵︎。
どこにあるか分からない状態で、内視鏡を入れることも可能だけど、時間的には胃を通り過ぎている可能性が高いと言われた。空振りになる可能性が高く、胃にないことを確認するためだけに、内視鏡をやるかどうか?そこは飼い主さんの判断。
💩から出なかった場合、腸閉塞が危険。でも、腸閉塞になった方が異物がある場所を確認できる。ただ、最悪なのは、腸閉塞になった時、夜や病院がすぐに対応できないとき。


異物がどこにあるのかを確認できないので、様々な可能性をひとつづつ潰すために、内視鏡も選択。
んで、他の手術等予定があるそうで、すぐに内視鏡とはなりませんでした💦。それまでに💩で出たら、キャンセル可能とのこと。


内視鏡までの数日間、たろの様子は至って普通。食欲あり。💩も正常。腸閉塞の様子はなし。


で、で、で、内視鏡の結果、胃に残留していたんですよー。無事、摘出。腹切りとはならず良かった、良かったなのです。


今回、たろは無事?でしたが、この流れは、異物誤飲の対応からは逸脱していると思います。
本来は、吐かせられるものであればすぐに吐かせる処置。
無理ならすぐに内視鏡
田舎なのでね、どの病院にも設備があるとは限りません。病院を探す、病院までの距離、病院の規模によってはすぐに対応できないなどあり、迅速な対応ができないこともあります。


なーのーでー、変なものは飲み込ませない!ええ、これに限るのです。
めっちゃ反省しているちゃこままなのでありました。


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